自宅でできるファッションケアガイドKileina Magazine
衣類ケアと洗濯

高級ブランド衣類や高級繊維はウェットクリーニングがお勧め!

キレイナのウェットクリーニングとは?

ウェットクリーニング禁止のアイテムでも洗うことが出来る特殊な技術を用いたクリーニング業者による水洗い、ウェットクリーニングとは?通常の水洗いやドライクリーニングの違い、メリットなどについて、キレイナが解説します。

ウェットクリーニングとは?意味や特徴と水洗いとの違い

キレイナでのウェットクリーニングの様子

ウェットクリーニングとは「特殊な技術を用いた業者による繊維製品の水洗い処理」の事です。これまで、水洗い不可でドライクリーニングをすべきだったデリケートな衣類などを特殊な技術で水洗いし、しっかり汚れを落とす方法です。

単純に水洗いと言うと洗濯機を使った機械的な洗いや手洗いをイメージされる方が多いかと思われます。一般の方が自宅での洗濯や技術力がないクリーニング業者がやると、型崩れ、伸び縮み、色落ち、羽毛のボリュームダウン、毛羽立ち等のトラブルが発生します。

ウェットクリーニングではそういうトラブルが発生しない様に、個々の衣類に合う洗剤を使用します。さらに訓練された職人が洗いだけではなく、干し方や仕上げのプレス方法などにも高度な技術を用いて水洗いを行います。

洗う部分だけでなく洗剤の選び方、洗い方、乾燥方法、仕上げのすべての作業がウェットクリーニングには重要です。

これまで水洗い不可だった衣類もウェットクリーニングで、高い技術を持つキレイナなら、綺麗に汚れを落とす事が可能です。

たくさんの水洗い実績も紹介していますので、下記記事も参考にしてください。

モンクレール ダウンの黄ばみ・黒ずみ処理例|kileina.jp

CHANEL ワンピースの黄ばみをキレイに|kileina.jp

 

ウェットクリーニングマークの見方

新洗濯表示の見方23 新洗濯表示の見方22 新洗濯表示の見方21 新洗濯表示の見方

上記の4つの洗濯表示がウェットクリーニングに関するマークです。左から、

  1. 通常のウエットクリーニング可能
  2. 弱いウエットクリーニング可能
  3. 非常に弱いウエットクリーニング可能
  4. ウエットクリーニング不可

2016年12月より洗濯マークは現在の新しい表示制度に変更され、ウェットクリーニングマークが新設されました。

水洗い不可だった衣類も、技術の高い専門業者によるウェットクリーニングは可能となった物も多数あります。

ウェットクリーニングマークの衣類は自宅で手洗いするのはリスクが高いです。技術の高い専門の業者に依頼しましょう。

あくまでもウェットクリーニングが水洗いが可能を知らせるマークで、水洗いが可能なマークではありませんのでご注意ください。

キレイナではウェットクリーニング不可マークでも水洗い可能な場合があるので、お気軽にご相談下さい。

 

ウェットクリーニングのメリットとドライクリーニングとの違い

食べ物のシミが付いてしまったシャツ

おしゃれ着や高級衣類などデリケートな衣類は洗濯機のドライコースかドライクリーニングを利用する人が多いと思いますが、それらとウェットクリーニングの違いを説明します。

ドライクリーニング

油性の溶剤により乾いたまま汚れが落とせるので、型崩れなどのトラブルが発生する事は少ないクリーニング方法です。

油性の溶剤で洗うため、水溶性の汚れは落とすことが出来ません。そのため、クリーニング後も汗や皮脂による汚れや、塩分、尿素、乳酸、タンパク質、血液、糖分、果汁、アルコールなどの成分、タバコの匂いなども残ったままで実は不潔な状態のままです。

ドライクリーニングと水洗いの違いについて詳しく書いた記事もありますので、参考にしてください。

プロが教える!ドライクリーニングと水洗いの3つの違い|kileina.jp

洗濯機のドライコース

洗濯機にあるコースですが、ドライコースやおしゃれ着コースのように記載されているものがあります。ドライコースと言う名称ではありますが水洗いです。

洗濯機の通常の洗いコースよりは、水量を多く使用し優しい水流で衣類への負担を少なくします。機械で行う上に干したりプレスしたりは素人が行う事になるので、トラブルが多くなります。

ドライコースや、おしゃれ着洗いコースを使用して洗濯を行う際は、素材に適した洗剤を利用し慎重に行ってください。

ウェットクリーニング

専門の技術者が丁寧に手洗いで水洗いを行います。それによりドライクリーニングでは取れない汚れをシッカリ落とした上で、様々なトラブルが発生しない様に対処します。

技術は必要ですがメリットとしてはデリケートな衣類に対応できるドライクリーニングと、シッカリ汚れを落とせる水洗い両方の良い部分があるという事です。

ウェットクリーニングは衣類を甦らせる

デュベティカダウンコートのボリューム復活クリーニング例01 デュベティカダウンコートのボリューム復活クリーニング例03

例えばダウンを例にすると、ワンシーズン洗濯をせずに着ていると、上記の左画像の様にぺちゃんこに潰れてツヤもなくなってしまいます。(上記の画像はキレイナにご依頼があったデュベティカのダウンコートのクリーニング前と後です。)

ダウンは長く洗っていなかったり、ドライクリーニングしかしていないと、汚れによって羽毛同士が引っ付いてしまうため、ボリュームがなくなりダウンがぺちゃんこにななります。さらに水分や油分など汚れを含み重くなります。

表面の汚れも綺麗に落ちないので、徐々に黒ずんで明るさのトーンが失われていきます。

ウェットクリーニングによって表面はもちろん羽毛の1つ1つまで汚れを綺麗に落とす事で、右の画像の様にツヤとボリュームを甦らせる事が出来ます。

ダウンコートなどは、ボリュームを甦らせることで、暖かさを保つことが出来るため、ボリュームアップが重要になります。

ウェットクリーニングを自宅で行うと起きるトラブル

洗濯機で洗濯する

2016年12月より洗濯マークの表示が変更され、ウェットクリーニングのマークも追加されました。

このマークは上記で述べた様に特殊な技術を用いる事が可能な業者のみ水洗い可能というマークなので、一般の方が自宅の洗濯機で洗うとトラブルを起こす事が多いです。

  • 型崩れする
  • 伸びてしまう
  • 縮んでしまう
  • 毛羽立つ
  • 色が落ちる
  • 色が移る
  • ダメージが多く劣化が早い
  • 羽毛のボリュームが減る
  • 固くなる、滑らかさがなくなる等の風合いが変わる

これらが代表的なトラブルで、特に伸びたり縮んだりしてしまうと元に戻す事も難しくなるので、ウェットクリーニングマークがある衣類は、技術の高い専門業者に依頼する事をおすすめします。

ドライマークのものも洗える洗剤が数多く発売されているため、ウェットクリーニングマークがついていれば洗濯機で洗っても大丈夫だと思わている方も多いかと思います。ウェットクリーニングマークは水洗い可能という表示とは異なりますので注意が必要です。

自宅洗濯の際は、洗濯可能マークの確認と素材や状態を見て、自宅洗濯が可能かの見極めが大切です。

クリーニング店でも技術が低いとウェットクリーニングで失敗する事もあるので、ウェットクリーニングマークがある場合は、専門の業者にご依頼して下さい。

ウェットクリーニング不可の衣類とおすすめの衣類

シームレスダウン

■ウェットクリーニングにおすすめの衣類

  • 高価で絶対に洗濯を失敗したくない衣類
  • 思い入れがありお気に入りの大切な衣類
  • ドライクリーニングで落ちない汚れが気になる衣類

絶対に失敗したくない衣類だけど、汚れが溜まっておりドライクリーニングでは嫌だと言う衣類におすすめです。

■ウェットクリーニング不可の衣類

  • ウェットクリーニング不可マークの衣類

上記の様に分けられますが、キレイナでは他社が無理だと断った衣類でもクリーニング可能な場合もあります。

キレイナは、婚礼衣装(ウェディングドレス・着物)、特殊衣装(創作衣装・ダンス衣装・ショーコスチューム)を専門に扱うディアハートの技術とノウハウを個人向けにスタートさせたサービスですので、特殊衣装を扱うのは得意です。

高級衣類、デリケート衣類はもちろん、ウェットクリーニング不可の衣類であっても水洗い可能な場合があります。

例えば一部レザーや毛皮等が使われている衣類などは通常は水洗い不可ですが、キレイナでは状態を確かめて劣化が進んでいない場合は可能な場合もあるので、ぜひご相談下さい。

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