衣類ケアと洗濯

ダウンに撥水!撥水加工を自宅とクリーニング店で行う際の違い

ダウンに撥水効果がなくなってきたな…。と思っている方に、ご自宅で撥水スプレーをする時とクリーニング店が撥水加工を行う際の違いについて。そのほか、撥水と防水の違いについてもお教えしようと思います!

ダウンの撥水加工を自宅で行う方法

撥水剤1

撥水剤には、つけ置きタイプとスプレータイプがあり使用方法は異なります。ここで簡単に説明をします!

つけ置きタイプは、ぬるま湯に撥水剤を混ぜた液体にダウンを付け脱水してから乾燥させます。

スプレータイプは乾いているダウンにスプレーを振りかける方法です。近すぎるとシミになったりするので少し離れてまんべんなく衣類に吹きかけてください。スプレーをかけた後は通気性のいい場所で乾かしますがドライヤーを使い乾かしてもいいです。この際注意しなければいけないことがあります。ダウンは熱に弱い衣類です。熱風を近くで当てすぎるとダウンの傷みにつながります。少し離して使うようにしてください。

売っている撥水剤はスプレータイプのものが多いです。ふりかけるだけなので手間はあまりかからないですが、つけ置きタイプの方が撥水性をより高く感じられます。

ダウンを自宅で洗濯し撥水加工をする際の注意点


・ぬるま湯に撥水剤を混ぜる場合

十分に撥水剤のすすぎをしないといけません。洗濯機を使いすすぎの機能だけ使うのもありです。すすいだ水が完璧にキレイになるまできちんとすすぎをしてください。また、ダウンが汚れていた場合先に中性洗剤を使って汚れを落としてから撥水加工しましょう。この時、中性洗剤の洗い落としがないように気をつけましょう。

ダウンに撥水スプレー

・撥水スプレーを使う場合

洗濯後やキレイな状態のダウンに、スプレーをしますが使い方を間違えればシミや色むらになったりします。スプレーを使う場合は、必ず換気のいい場所でスプレーを吸い込まないようにマスクを着用してから使用しましょう。衣類とスプレーの距離は大体20㎝くらい離します。薄めに振りかけることを心がけてください。あまり多く振りかけてしまうと液垂れしてシミになります。また、衣類にあっていないスプレーを使うのもシミの原因になったりします。

ダウンにおすすめの撥水剤(スプレー)

生地にあったスプレーを選ぶのが大切になってきます。大事な衣類にシミを作ってしまわないように衣類にあったスプレーを選びましょう。撥水剤にも加工剤の使用成分などにより種類があり、効果が多少異なります。

・フッ素系
フッ素系 撥水剤
衣類全般に使えて便利な商品です。フッ素系で繊維をコーティングすることで水や油性の汚れなどの侵入を防ぐことが出来ます。

・シリコン系
シリコン系撥水剤
シリコン系を成分とするタイプは強力に水を弾くのでレインコートやアウターにはおすすめになっていますが、シリコン系は油性汚れをはじかないので注意が必要になってきます。

・ハイブリッドタイプ
ハイブリッド 撥水剤
フッ素系とシリコン系の成分を組み合わせたものになっています。通気性がよく高い防水性を実現しており、機能性ウエアや梅雨時期にはく靴やスキーウエアなどに適しています。

ダウンの撥水加工に靴用の防水スプレーは使用可能?

靴用の防水スプレーを使うことは可能です。

ダウンや衣類に徳使用される撥水加工は、シリコン樹脂やフッ素樹脂などでミクロ単位で繊維一本一本に付着させるため、水や油は通しませんが空気は通すので通気性もあり、素材そのものの風合いを変えることがありません。

撥水加工とは異なり、靴用の防水スプレーは素材の表面に被膜を作り繊維を上からカバーします。ゴムのように隙間なくコーティングしてくれるので水などは弾いてくれます。ですが、通気性は悪くなるのでムレを感じる方もいると思います。またどうしてもごわごわ感が出てしまうため風合いに難点があります。

靴用の防水スプレーは、スキーウエアやレインコートなどには使用しても効果が期待されますが、ダウンアイテムにはあまりお勧めではありません。

ダウンの撥水加工で防水スプレーのかけ方

ダウンに撥水スプレー

自宅で防水スプレーをする場合注意をしなくてはいけない点がいくつかあります。スプレー自体は生地の表面だけで大丈夫です。

ですが、スプレーが全体に均等に行き届かずムラが出来てしまいシミになってしまう危険性があります。また、スプレーをかけすぎてしまうとダウン特有のふわふわ感がなくなってしまう恐れがあります。

生地に汚れなどがある場合、その汚れに対してもコーティングをし固めてしまう可能性があります。汚れに気が付いた際は先に汚れを洗ってから撥水を行うかもしくは、クリーニング店に出すようにしましょう。

ダウンをクリーニング店で撥水加工してもらう

ダウン前洗い手洗い2

今まで紹介してきました自宅での撥水加工より、さらに強力でむらなくしっかりと撥水を行いたい場合や、自宅での撥水加工作業に手間を感じられる方はクリーニング店への撥水加工依頼をお勧めいたします。

ダウンをクリーニングで撥水加工してもらう値段

クリーニング店での撥水加工はクリーニングのオプションのことがほとんどです。クリーニング代金に撥水加工の金額がかかるということを把握しておきましょう。

撥水加工の金額はお店によって異なりますが、相場は150円~2.000円程度です。また、撥水加工の処理に3日~5日ほどかかります。通常クリーニングより時間がかかる場合がありますので、納期目安などを把握してから出すようにしましょう。

ウンをクリーニングで撥水加工する場合の手順

クリーニング店での撥水加工は市販のスプレーとは違いフッ素樹脂の分子の大きさが異なり市販のスプレーより強力で水を弾きやすいのが特徴になっています。また、撥水加工後に熱乾燥を加えるので均等に加工でき、ムラがなくキレイに仕上げることが出来ます。

加工方法は、自宅での方法と同様につけ置きと加工剤を噴霧する方法があり、素材などにより適した方法で行います。

衣類の繊維は肉眼で確認することが難しいですが、日々の着用により少しずつ繊維がすり減ってきます。どんなにクリーニング店が撥水加工を施しても繊維と一緒に剥がれ落ちます。撥水機能が低下してしまった衣類は水分が染みやすくなり輪じみなどの原因になることもあります。大切な衣類の為にも着用が多い場合や汚れが酷い場合は1~2か月に1回程度のペースで加工を行う場合もあります。

ダウンをクリーニングに出すと最初に施されていた撥水加工はクリーニングの過程で少なからず取れます。クリーニングに出すだけだと撥水加工を施してもらえません。必ずオプションで撥水加工をつけましょう。

■キレイナでダウンの撥水加工例

キレイナでは、ダウンアイテムはもちろん、スーツやナイロンパーカー・ウールのコートなどいろいろな素材やアイテムへの撥水加工が可能です。加工方法は、それぞれの素材・アイテムによってつけ込みや加工剤の噴霧により撥水加工を行い熱処理をして効果を定着させます。

キレイナでの撥水加工は、表面上の加工ではなく繊維の奥までしっかりと加工するため効果が長続きします。そのため、キレイナでは着用シーズン前に1度撥水加工を行うことをお勧めしています。

撥水加工を行うことにより、水溶性・油性の汚れ防止にもつながります。汚れるたびにクリーニングに出すと生地やダウンのダメージにもつながりますので、撥水加工をしてキレイに着用できるよう保つことも重要です。

撥水加工による汚れ防止の効果を利用して、洗う回数を減らしお気に入りのダウンを長く着用できる工夫をしていきましょう。