衣類ケアと洗濯

衣替え時のカビ対策!洗濯のプロが教える予防方法

衣替えの時、しまっておいた服にカビが生えてしまっていた!なんてことありませんか?今回は、洗濯のプロが教える衣替え時のカビ対策や予防方法です。簡単にできる対策がたくさんありますので是非お試しください。

衣替えをやらないとカビが生えたりカビ臭い原因に

正しい方法で衣替えをしないとカビが生えて、カビやカビ臭の原因になることもあります。その原因とは?

衣替えをやらないとカビが生える理由

衣替えをされない方はクローゼットで全ての衣類を保管されている方が多いと伺います。クローゼット内は、空気が動かず湿気がたまることでカビが発生しやすい場所でもありますので衣替えをされない方は特に注意が必要です。

見た目には汚れていないのでそのままクローゼットで保管していたら、次のシーズン着用するときにカビが発生してしまっていた。なんてお声もうかがうことがあります。洋服のカビは、汚れ・湿気・温度の3つの条件がそろうと発生してしまいます。なので空気が動かず長期間使用しない衣類は湿気を含み、気が付いていなかった汚れ部分にカビが生えてしまいまうことがあります。

洋服などについた、汚れはもちろんのこと目に見えない皮脂や汗が湿気と結びついてカビの原因となることもあります。なので季節ごとに衣替えを行い、その際にしっかりとキレイに洗って、乾燥させることでカビを発生させないようにすることができます。

クローゼットでカビが生えると他の服に移る危険も

クローゼットは、湿気がこもりやすくカビが生えやすい場所の一つと言われています。特にたくさんの衣類が詰め込んであるようなクローゼットには注意が必要です。

空気の循環が少ないクローゼット内は一度カビが生えてしまうと保管している他の洋服にもカビが移り広がってしまう危険性があります。

クローゼットでカビを見つけたときは、洋服などであれば洗う、クリーニングを行う。クローゼット内壁や家具にカビが生えてしまった場合は、一旦クローゼット内のものを出して、エタノールで拭き上げキレイにカビを取り除いてから収納するようにしましょう。エタノールで取り除くことが出来ない頑固なカビは、キッチン用ハイター(塩素系漂白剤)を薄めてスプレーし拭き上げてしっかりと取り除きましょう。

カビを取り除く作業を行う際は、使用する薬剤やカビを吸い込んでしまう危険性がありますので、必ず換気をしながら行う様にしましょう。

 

1度カビが生えた洋服はクローゼットで繰り返す可能性も

カビが生えてしまったので洗って、仕舞ったのに次着ようと思ったら、またカビが生えてしまっていた!なんてことありませんか。それは、カビをキレイに取り切れていなかったことと保管場所に問題があるのかもしれません。

一度カビが生えた洋服は、洗ってキレイになったように見えてもカビの根が残ってしまっていることがあります。しっかりとカビの根までキレイに取り除く洗い方をしなければなりません。さらに保管場所の湿気のクローゼットが湿気を持った状態で再発生することもあります。カビの発生を繰り返さないためにもカビを根から除去して、カビの発生しにくい環境での保管が大切です。

冬物の収納は梅雨時期などに特にカビに注意

冬物の衣替えのタイミングが梅雨時期にかかってしまうと、カビの湿気を含んだ洋服を仕舞うこととなりカビの発生しやすい状態となってしまうこともあります。

なるべくは、梅雨入り前に衣替えできるのがよいですが、梅雨時期になってしまった場合でもよく晴れた乾燥しているタイミングでの衣替えが望ましいですね。どうしても雨の日に衣替えを行わなければならない場合は、除湿器やエアコンを使用して、室内の湿度を下げてから行う様にしましょう。それが難しい場合は、梅雨明けを待って衣替えということも検討してみてください。

衣替えの時におすすめの種類別カビ対策

キレイに洗ってからしっかり乾燥させる。が、どのアイテムも基本ですが、上着やデニム、レザーなど、それぞれのアイテムに合ったカビ対策をご紹介。

クローゼットの洋服のカビ対策

上着のカビ対策

ジャケット、スーツ、コート、ダウンなど冬場に活躍したアイテムは、キレイに洗った後、晴れた日にしっかりと天日干し(洗濯表示を見て天日干しNGのものは、陰干しでもOK)をしてしっかりと乾燥させた状態で収納しましょう。

特に襟や袖の内側にカビが発生しやすいので襟袖の汚れはしっかりと落とすことが重要です。収納前に襟袖汚れはもう一度確認してみてください。

クローゼットにかけたまま収納する方も多いですが、ビニール製などの通気性の悪いカバーは使用せずに通気性の良い不織布のカバーを使用することをお勧めいたします。

ズボンのカビ対策

ズボンやスカートなども、上着と同様にキレイに洗って、天日干しで乾燥させて保管することがお勧めです。

ジーンズやデリケートな素材のスカートなど、あまり洗いたくないアイテムは表面をブラッシングし表面の汚れやほこりなどを落として、天日干しするだけでもしっかりと行うことで少しでもリスクを減らすことが出来ます。

喪服のカビ対策

頻繁に着用するものではないので、「さあ着ないと。」というときにカビが生えていた。なんてことが無いように着用後にクリーニングなどで皮脂や汗を洗ってキレイにしておくことが必須です。

着用していなくてもずっと仕舞っぱなしにせず、衣替えのタイミングなどで出してきて天日干しや風通しの良いところで干すなどで乾燥させることも大切です。

革ジャンなどレザーのカビ対策

洗うことが出来ない革ジャンやレザーなどは、ブラッシングや乾拭きなどで埃や汚れを落として、革専用のクリーニングローションなどでキレイにし、保湿を行ってから、陰干しなどで風を当て乾燥させてから湿気の少ない環境での保管することがお勧めです。

そして、長期間収納する場合も数か月に一度は風通しの良いところで干すことでカビ予防にもなります。革、レザーは、こまめなお手入れが必要なアイテムです。

ネクタイのカビ対策

食べこぼしや襟・首周りの皮脂や汗が付着し、そのままクローゼットなどで保管していると白いもやもやしたカビが生えることがあります。

ネクタイは、クリーニングに出すことを忘れがちなアイテムでもありますが、こまめなクリーニングでのメンテナンスと使用後に風通しの良いところに干して乾燥させてからクローゼットなどにしまうことが対策となります。

保管方法もくるくる丸めて置き保管されてる方も多いと思いますが、カビ対策を行うとすれば出来るだけ吊るして保管がお勧めです。

靴のカビ対策

ブーツや革靴などは、使用後、靴の中をしっかり乾燥させることでカビの予防をすることが出来ます。雨の日や汗をたくさんかいたときなど、玄関に放置せず乾燥している場所へ移動させ水分を拭きとり靴乾燥機を使用したり、靴用の乾燥材で手早く乾燥させましょう。

また、衣替えなどで仕舞う前には、革ジャンなどレザーと同じく、ブラッシングや乾拭きをして、陰干しで風を当てることと、ブーツキーパーやシューズキーパーとともに靴の中に乾燥材を入れて保管することで靴の中のカビも予防することが出来ます。シューズキーパーなどがない場合は、丸めた新聞紙で代用していただくことで湿気を吸収してくれます。

羽毛布団や敷布団のカビ対策

布団は、湿気がたまりやすくカビが付きやすいアイテムの一つです。

一定の位置に敷きっぱなしや保管しっぱなしにせず、こまめに干すことが重要です。よく晴れた日中に2時間ほど天日干し。また表面に付着している髪の毛や皮膚なども原因となりますので、ブラッシングして掃除機で吸うなどの予防も効果的です。天日干しが出来ないときなどは、布団乾燥機を使用してしっかり乾燥させるのもお勧めです。

洗える布団も販売されていますが、洗った後しっかりと乾燥が必要です。天日干しでは中まで完全に乾燥することが出来ないこともありますので、コインランドリーの乾燥機を利用するのも一つです。

羽毛布団はクリーニングすることが出来ますので、使用シーズン後にクリーニングを行うこともお勧めです。

どのアイテムもカビを発生させないポイントは、キレイに洗う・しっかり乾燥させる・長期保管の際もこまめに空気の入れ替えを行うということが共通しています。

 

衣類がカビない為の洗濯やクリーニング方法

衣類のカビは、汚れ・湿気・温度の条件がそろったときに発生すると言われています。気温25度以上、湿度75%以上、埃や汚れがあればカビは発生してきます。

洗濯やクリーニングでは、汚れをしっかり取り除くことが必要です。特に目に見えない皮脂や汗などの汚れに注意しなければいけません。

お家での洗濯の場合は、襟・袖など皮脂や汗が付きやすい部分や食べこぼしなどのシミがある部分を部分洗いし、その後洗濯機で洗ってください。除菌効果のある洗剤や漂白剤を使用するのもお勧めです。乾燥はしっかりと天日干しなどを行うか、乾燥機で湿気が残らないように完全乾燥しましょう。

梅雨時期の部屋干しは、特にカビが繁殖しやすいです。洗濯物、衣類にカビが発生するだけではなく、お部屋にカビが発生すると大変ですのでエアコンのドライ機能を使用したり、除湿器を使用しての素早く乾燥を行うことが大切です。さらにサーキュレーターや扇風機などを使用するのもお勧めです。

クリーニングの場合は、ウェットクリーニング(水洗い)の希望をして、しっかりと目に見えない汚れ(皮脂や汗など)もキレイにしてもらいましょう。クリーニングから戻ってきたものは、すぐにビニールカバーを外して風通しの良いところで乾燥させてから仕舞う様にするのもカビ対策の一つとなります。

収納やクローゼット自体をカビない様にする方法や対策

クローゼットを開けっ放しにする

クローゼット内は、衣類に残った湿気や汗なども原因となり、扉を閉めていることで空気がこもってしまい湿度が高くなってしまいます。そのため、天気の良い週末には、クローゼットを開けっ放しにして換気してあげましょう。クローゼット内の空気を動かすためにも扇風機やサーキュレーターなどの利用もお勧めです。

クローゼットにシートや新聞紙や炭で除湿する

クローゼットなど保管場所となるところや保管用のBOX内などに除湿シートや湿気を吸ってくれる新聞紙をひくことで除湿する方法もあります。

その他、湿気やにおいを吸着してくれる炭や除湿乾燥剤を置くことでカビ防止にも役立ちます。除湿乾燥剤は、中に水がたまるタンクタイプのものや衣類の間に吊るすタイプのものなどたくさんの種類が販売されているので、使いやすいものを選んで使用してみましょう。

エアコンや除湿器を使い上手に換気する

クローゼットの換気の際に扇風機やサーキュレーターを使用してこもった空気を外に出し、新鮮な空気を取り込むことも効果があります。30分ほど風を当てるだけでも湿気を逃がして空気循環をすることが出来ます。除湿器や布団乾燥機の機能でクローゼットの除湿がついているものもありますので、そういう機能を利用するのも一つの手段です。

衣替えをする時に部屋を乾燥させた状態で行うこともお勧めです。換気扇を回し風通りをよくして、除湿器を使用することで効果があります。空気清浄機を使用してカビの胞子を除去するのもお勧めです。

家電の力も借りて、除湿・換気・空気清浄することでカビの原因を取り除きましょう。

カビが付かないアイテム等を使う

通常家具として使用されている木材などには、表面にカビが付かない加工がしてあるのが一般的ですが、環境によってカビが生えてしまうことがあるようです。

クローゼット内でよく使用されるカラーボックスなども通常表面は防カビ加工が施されているようです。ですが、壁に接していて通気性が悪い部分はカビが生えてしまうことがあるのでこちらも換気は必要です。

その他もカビが付きにくい、防カビ加工のアイテムがたくさん出回っています。加工が絶対ではありませんので、湿度・温度が高くならない工夫も併せて行うことが必要となります。

圧縮袋を使ってカビ予防する

布団やかさばる洋服などでよく使われる圧縮袋ですが、こちらはカビの予防にも効果的です。中の空気を抜くことで、湿気が付きにくくカビが発生しにくい環境を作ることが出来ます。

ただし、しっかりと密閉され強度のあるもので、空気がしっかりと抜けていることが重要です。さらにキレイに洗って乾燥させた衣類や布団でないと圧縮袋の中でカビが発生してしまうこともありますので、使用方法には注意が必要です。

衣替え時の洋服にカビが生えたりカビ臭い時の対処法

洋服につくカビは基本的に2種類あります。

  • 白いカビ
  • 黒いカビ(色付きのカビ)

それぞれ特徴があり、白カビは生地表面に発生していることが多いので、お家でも洗濯で簡単に除去することが可能です。黒カビなど色付きのカビは根が深く洗濯だけでは除去し見た目もキレイにすることが難しいのでクリーニングに出すことがお勧めです。

洋服に白いカビが生えた時のおすすめの洗濯方法

白いカビについては、根深くなく比較的簡単にお家でもキレイにすることが出来ます。カビの臭いがする時もまずはこの方法を試してみてください。

  1. 外などで表面の白い部分をはたいて落とす。
  2. カビの部分にアルコールスプレーをかける。
  3. 酸素系漂白剤を入れた洗濯機で通常洗いをする。
  4. しっかりと天日干しをして乾燥させる。

アルコールと酸素系漂白剤の効果により、カビを除去ししっかり乾燥させることでカビの再発生を予防する効果もあります。

ただし、酸素系漂白剤は、柄物や色物に使用すると色落ちする可能性がありますので使用方法や使用できる繊維かを確認してから使用してください。

洋服に黒いカビが生えたらプロのクリーニングがおすすめ

キレイナのウェットクリーニングとは?

黒いカビなど色付きのカビは、根が深くお家での洗濯ではとりきることが難しいため、クリーニング依頼することをお勧めいたします。

黒カビなどの処理方法もネット上ではたくさん紹介されていますが、処理の手順や方法を誤ってしまうと、生地を傷めてしまい、破れや変色の原因となることがあり、そうなると簡単に直すことが出来なくなってしまうこともあります。そのため、黒カビなどは発見したら自己処理せずにそのままクリーニングにご依頼いただくことがお勧めです。

キレイナのクリーニングでは、まずはカビの発生している部分にしっかりと部分処理を行い、その後全体をしっかりとウェットクリーニングしていきます。さらにカビや汚れが残っていないか確認をして残っている部分にはさらに特殊処理を行いキレイにしていきます。そして、しっかりと乾燥させてお客様にお届けいたします。

キレイナでは、カビ処理はもちろんカビ臭の消臭なども行っております。

繊細な生地やレザーなどでも対応しておりますので、カビでお困りの場合は一度キレイナへご相談ください。

お問い合わせなどは、こちら(キレイナホームページ)