自宅でできるファッションケアガイドKileina Magazine
ウェットクリーニング例

MACKAGE(マッカージュ)ダウンアイテムのクリーニングと保管

MACKAGE(マッカージュ)について

1990年にカナダ・モントリオールで設立したアウターブランドです。

高品質素材を使用し機能性とファッション性を兼ね備えたプレミアムアウターとして世界中で高い評価を受けています。

最高級のレザー・ダウン・ウールなどの素材を使用することをブランドコンセプトとしています。

防寒の機能性だけではなく、スリムフィットのシルエットなど都市型のライフスタイルにもピッタリのデザイン性という面に多くのファンを引き付けています。

高機能のダウンアイテムだけではなくウールコートなどのアイテムも豊富で、世界中のセレブリティや著名人にも愛用されています。

MACKAGE(マッカージュ)のダウンアイテム

マッカージュファー付き

北米やヨーロッパの厳しい寒さでも快適に過ごすことができるように作られています。寒冷地に住む方々にとっても機能性に優れたダウンアイテムが多く取り揃えられています。

防寒性にだけ優れているわけではなく、軽量化や動きやすさにもこだわりストレッチ素材を使用したモデルなども展開しています。

MACKAGE(マッカージュ)人気のダウンモデル

『CALLA』

マッカージュの代表的なダウンコート

マットでストレッチ性のある生地を使用しボリュームのあるフードファー、ファスナーのパイピングやロゴにレザーを使用しており高級感のあるデザインとなっています。

『FARREN』

ダウンのステッチ幅が細かくスマートな印象

細かなステッチ幅がウエストに入ったデザインでポケットやファスナーパイピングにレザーを使用し大人かっこいいデザインのダウンコートです。

『PATSY』

特徴的なダウンステッチで体のラインを強調するデザイン

大胆なダウンのステッチで体のラインを強調するミディアム丈のダウンで、マッカージュの特徴的なレザーデティールは健在です。

MACKAGE(マッカージュ)のダウンコート、メンテナンスとクリーニングについて

生地や縫製、機能性にこだわって作られているダウンアイテムだからこそ、安価に購入することはできません。そのためキレイに長く着用したいという思いは皆さまお持ちだと思います。

素材にこだわりがあるマッカージュのダウンコートにはレザーが使用されているものが多くあります。

そのためメンテナンスもクリーニングも注意が必要です。

日々のメンテナンス・お手入れ方法

着用後の日々のお手入れを徹底することで、キレイナ状態を保つことが可能となります。

  1. 着用後は、表面の埃や汚れを落としておく。

埃や表面についている汚れは、ブラシや柔らかいタオルなどで払い落しておくことが重要です。

レザー部分は、からぶきして汚れを落としておくことで劣化を防ぐことができます。

  1. 風通しのよいところで、しっかりと乾燥させる。

中綿のダウンには、汗などによる湿気がたまっている状態です。そのままにしておくとボリュームダウンやカビなどの原因ともなりますので、しっかりと乾燥させることが重要です。

  1. シミなどが出来た場合は、放置せずすぐに洗い流し乾燥する。

シミも放置してしまうと酸化して落としにくい状態になってしまいますので、早目に処理をすることをお勧めです。

クリーニング店の選び方と料金相場

ワンシーズン着用したら、目立つ汚れが無くても必ずクリーニングに出すことをお勧めしています。

表面的に汚れが目立たない状態でも中綿のダウンに汚れがたまってしまっている状態の場合があり、長期保管をすると汚れが浮き出すことも考えられます。

ダウンにたまっている皮脂や汗などの汚れは、ドライクリーニングだけでは落としきることが出来ません。また、ドライクリーニングを行うことでダウンのボリュームダウンにつながる可能性もありますので注意しましょう。

MACKAGE(マッカージュ)のダウンコートは、必ずウェットクリーニングを行えるお店へ依頼をしましょう。

MACKAGE(マッカージュ)のダウンコートは、部分的にレザーを使用しているために断られることもあるようですので、問い合わせを行ってみましょう。

クリーニングの料金相場は、2000~3500円ですが、MACKAGE(マッカージュ)のダウンコートなどは、高級ダウンとして扱ってもらえるクリーニング店へ依頼することをお勧めしていますので、その場合の相場は、8000~10000円となります。

MACKAGE(マッカージュ)のダウンコートの保管方法

クリーニング後の保管については、どのようにするのが良いのか?MACKAGE(マッカージュ)のダウンコートだからこその保管方法を見ていきましょう。

自宅保管

MACKAGE(マッカージュ)のダウンコートの特徴は、高品質素材を使用し機能性とファッション性を兼ね備えている部分にあります。

そのため、素材の機能性を落とさずデザイン性を損なわない保管が必要です。

必ず保管前にクリーニング等のメンテナンスを行ってください。シミや汚れが目立たない場合も中綿のダウンから汚れの浮き出しが起こりシミやカビの原因となることがあります。

保管の手順

  1. クリーニング後、天気の良い日に風通りの良いところでしっかりと乾燥させる。
  2. ボリュームを損なわないようにするため、なるべく形を保った状態で保管用のカバー(密閉しないもの)を掛ける。
  3. 湿度が低く、気温の差異が少ない場所へ保管する。

※開封時は、再度、天気の良い日に風通りの良いところでしっかりと乾燥させ、軽く振るい・たたいてボリュームを出してください。

保管時、ダウンアイテム全般的に圧縮袋などを使用した長期保管はお勧めしておりません。

圧縮することによりダウンがつぶれてしまい、着用時に復元することが難しくなってしまうことがあります。

おすすめの保管方法は、不織布等通気性の良い保管袋に入れ、クローゼットなど日光や電気が当たらない場所に吊った状態での保管をお勧めいたします。

保管サービス

自宅での保管では、湿度や気温、保管場所(スペース)等いろいろな問題があります。そのため、クリーニングの保管サービスを利用する方も多くいらっしゃいます。

衣替えのクリーニングと同時に保管サービスを利用し、クリーニング後、保管し着用間近にお手元に戻す。というサービスです。

パックプランなどで、箱単位でのご依頼が可能なサービスもあります。

キレイナでは、クリーニングご依頼時に最長9か月の保管サービスをご利用いただくことが可能です。

湿度・温度ともに管理された部屋で保管されますので、カビやシミの浮き出しの心配もありません。

自身で、管理し保管するのは難しい。綺麗な状態で長く着用したい。という方には、クリーニング店の保管サービスもお勧めです。

MACKAGE(マッカージュ)のダウンコートのキレイナでのクリーニング事例

高級ダウンやブランド服のクリーニングメンテナンスを得意とする、キレイナでのMACKAGE(マッカージュ)のダウンコートのクリーニング事例をいくつか紹介いたします。

事例1:ダウンコート 黒ずみ汚れ

Before

マッカージュ正面B マッカージュ襟B

マッカージュのダウンでよくある黒ずみ汚れ処理のご依頼です。

クリーニングに出せず着用していたら、気づかない間にたくさんのシミや汚れが付着してしまっていて、レザー使用されているため、通常のクリーニングではキレイにならないと断られてしまいキレイナへご依頼くださいました。

After

マッカージュ正面A マッカージュ襟A

まずは、全体ウェットクリーニングを行います。その後、残っているシミや汚れ部分に特殊処理を行います。

襟や袖口、ポケット周りの黒ずみは蓄積された汚れのため、生地に負荷をかけず数度に分けて処理をし、少しずつ落としていきます。

特にポケット周りはパイピングにレザーが使用されており慎重な作業が必要となります。

しっかりとシミや汚れの処理が完了したら、しっかりと乾燥させボリュームアップしていきます。

最後に汚れ防止にもなる撥水加工を行います。

汚れを落とした後は、撥水加工を行い予防することもメンテナンスの一つです!

参考見積価格と納期目安

  • ダウンコート(ミドル/身丈~90cm):12,100円(税込)
  • レザー付き:2,200円(税込み)~
  • 特殊処理(シミ処理):3,300円(税込)~
  • 汚れ防止&撥水加工:2,200円(税込)

合計:19,800円(税込)~

納期目安:見積承認後4~6週間程度

まとめ

人気のMACKAGE(マッカージュ)のダウンコートのクリーニングや保管についてでしたが、高品質素材を使用し機能性とファッション性を兼ね備えていることが魅力のMACKAGE(マッカージュ)のダウンコートをいかに綺麗に機能性を保って、長く着用するために出来ることをお伝えしてみました。

ポイントは3つ

  1. 毎年、衣替えの仕舞洗いはウェットクリーニングを行えるクリーニング店に依頼する。
  2. 衣替えの長期保管の際は、湿度・気温・保管方法に注意する。
  3. 自分で管理が難しい場合は、クリーニング店のクリーニング+保管サービスを利用する。

クリーニングと保管方法をしっかりと管理して、お気に入りのMACKAGE(マッカージュ)のダウンコートをキレイに長く着用しましょう。

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