自宅でできるファッションケアガイドKileina Magazine
衣替えと服の保管

プロが教える!衣替え時のクリーニングの上手な使い方

衣替えの時には必ず仕舞い洗いが必要ですが、全部をお家で洗濯できないとお悩みの方もいらっしゃいますよね。なので、今回は、衣替え時のクリーニングの上手な使い方をクリーニングのプロが教えます。

衣替えで収納する前には必ずクリーニングが必要な理由

季節の変わり目に衣替えをされる方も多いですが、衣替えの時の仕舞い洗いはされてますか?

衣替えで保管しておいた洋服が次のシーズン着ようとしたら、カビが生えていた、虫食い穴が出来ていた、黄ばんでいた、何てことありませんか?その原因は、きちんと仕舞洗いが出来ていないからなんです。

カビも虫も黄ばみなどトラブルの原因の一つは、生地に残った汚れ・皮脂・汗などです。お家で洗濯したのにそれでも黄ばんでいたなんてこともありますよね。それは、汚れや皮脂・汗がしっかり取り切れていなかったためにおこるトラブルなんです。

カビや虫食い穴、黄ばみなどのトラブルを起こさないためにも衣替え時には、洗濯のプロであるクリーニング店に生地に汚れや皮脂・汗が残らないようにしっかりとキレイにクリーニングしてもらうことが必要なんです。見た目がキレイなものであっても衣替え時にはクリーニングに出して、トラブルの原因となる、汚れ・皮脂・汗などをしっかりと落としておくことがお気に入りの洋服を長く着るためのポイントになります。

衣替え時の仕舞洗いは、次のシーズンもキレイに着用していただくためにも必ず行ってくださいね。

衣替え時のクリーニングにおすすめの季節や時期

衣替えは、春夏秋冬と季節ごとに年に4回衣替えを行う方もいらっしゃいますが、主に冬物から夏物に変えるタイミングと夏物を冬物に変えるタイミングの年に2回行う方が多いです。冬物から夏物に変えるのは、春から初夏にかけてになり、主に6月と言われています。夏物を冬物に変えるのは、秋で10月と言われています。制服が切り替わるタイミングもこの衣替えの季節に合わせてあります。

衣替えは湿気の少ない時期を選んで行われることが多いので、6月は梅雨とかぶる地域も多いのでGWぐらいに衣替えをされる方も多いと思います。ですが、まだ肌寒い日もあり着るものに困る時期でもありますので、クリーニングに出していただくのは、梅雨に入ってから出していただいてもしっかりと洗って乾燥させることが出来るので安心です。

秋の衣替えについても9月など雨が多い時期の衣替えが出来ないため10月に行う方が多いですが、クリーニングに出していただくのは、それより早めの9月に出していただいて10月に他のものと一緒にしまう。ということも出来ます。

衣替え時期のクリーニングは、通常の衣替えと違い天気を気にせず行えるので時間の有効活用にもなります。

衣替え時のおすすめクリーニング依頼方法

ダウンの襟汚れをウェットクリーニング

日頃のクリーニングとは違い、クリーニング後に長期保管をすることを考えて、クリーニングの依頼を行うのがお勧めです。

カビ・虫食い・黄ばみシミ予防として

ウェットクリーニング(水洗い)で依頼しましょう。目に見えない皮脂や汗は、カビ・虫食い・黄ばみの原因となります。皮脂や汗はウェットクリーニング(水洗い)をすることでしっかりと落として、カビ・虫食い・黄ばみやシミの予防にもなります。

保管場所

保管場所が小さい方にお勧めの依頼は、真空パックです。キレイに洗って、しっかりと乾燥させた状態で真空パックにしますので防虫、防カビにも効果があります。自宅で真空パックをされる方も多いですが、しっかりと乾燥できておらず、さらに空気が完全に抜けていなかったのでカビが生えてしまったなどがおこるので、クリーニング時の真空パックがお勧めです。

全てお任せできる

防虫、防カビ、黄ばみや保管場所など全部悩みたくない!という方には、保管付きクリーニングでご依頼いただくのがお勧めです。キレイナの保管付きクリーニングサービスは、ウェットクリーニングでキレイに洗って、しっかりと温度・湿度の管理された部屋で保管しており、次のシーズンまでしっかりとキレイな状態で預かっております。

衣替え時のクリーニングの利用方法としては、一番有効活用できるシステムです。

衣替えも仕舞洗いも面倒くさいな。という方や、クローゼットが小さくて保管に困っている方はぜひ保管付きクリーニングも検討してみてください。

衣替え時にクリーニングの袋での保存はダメな理由

クリーニングから返ってきた洋服にはビニールのカバーがついていますよね。クリーニングのビニールカバーは、お店からお家までの間に汚れやほこりをつけないためのものなのです。

カバーを付けたまま保管すると、カバー内に湿気がたまってしまったり、蒸発するはずの溶剤が蒸発しきれないことによって、生地の変色や劣化、カビなどの原因になることがあります。クリーニングのビニールカバーは、持ち帰りのためのもので長期保管することを考えてつけられているカバーではありません。お家に帰ったらすぐに外しましょう。

長期保管する際には、埃などをつけずに通気性がある不織布などのカバーを使用するのがお勧めです。

クリーニングを上手に使って衣替えをしてみてください。

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